ねんがんの○○を手に入れたぞ!

かねてから探していたセガサターン少女革命ウテナの攻略本を手に入れました!やった! これであと必要かつすぐには手に入らない攻略本はカオスシード(SS版のほう)くらいだな。私は持ってないゲームでも、いつかやろうと思ってるゲームに関してはなるべく攻略本を購入するようにしてます。だってゲームよりも攻略本のほうが後々手に入れづらくなってくるんで…。簡単なことですよね、どう考えたって絶対数はゲームのほうが多いんだから。そう考えると攻略本を発売するときは出荷数の何%くらいを目安に発行するんでしょうかね、ちょっと興味あります。
SS版ウテナはまだ3つくらいしかエンディング見て無いんですが、実にクラシカルでオーソドックスな選択型アドベンチャーゲームです。ゲーム自体の難易度はさほど高くないですし、ストーリーも基本一本道です。それでもやっぱり私はこのゲームを素晴らしいと思うんです。ロールプレイングゲームの優劣が、プレイヤーがいかに主人公(操作キャラ)との同一化を図れるかというものであるならば、ウテナはゲームシステムとしてRPGの形をとってないにしても、やはり素晴らしいロールプレイングゲームなんじゃないかと思います。アニメのウテナが好きな人間なら、ウテナたちと本当に会話してる気分になれますから。とはいえ主人公は女の子しか選べないので男性には少しハードルが高いかもしれないですね。男女任意選択できたらもっとよかったんだけどなぁ…でもそれだとシナリオがちょっとかみ合わなくなるんですが。
で、この攻略本なんですが上記の通りすごく簡単なゲームなので本自体が薄く、さらにゲーム攻略は半分くらいです。システムとかいろんなことあわせて。で、残りの半分はスタッフへのインタビューとか、ウテナ関連グッズの紹介とかで、ウテナゲームを持ってない人でもコレクターアイテムとして、見つけたら買っておいても損はないでしょう。ウテナファンなら本体購入してもゲームやったほうがいいと思いますがね…。
そのインタビューを見て初めて知ったんですが、このゲーム版のシナリオを担当されたのは大河内一楼さんでした。リンク先見てもらえばわかると思いますが、「プラネテス」や最近では「交響詩篇エウレカセブン」の脚本を担当されてる方で、繊細な描写に定評があります。パレット文庫版のウテナ本を担当してたので関係があることは知ってたんですけど、ゲームは丸々大河内さんだったんだなぁと感慨深いものが。結構好きな人なんです。あとインタビューではあらゆる人がOPアニメについて言及してて、やっぱりウテナゲーム=あのOPなんだなぁ…と再認識しました。どっか動画落ちてないなか? 見たことの無い人は必見です。
ということでようやく攻略本も手に入ったことだし、そろそろコンプしてみようかと思います…。今年も既に積み始めてるんですけどね……もうなんか持病みたいなもんですよね。