BLACK/MATRIX OO　その２ - 駄目ゲマ戦記

プレイ時間　20時間近く…？　レベルはだいたい24前後。
今回はシステムとか、シナリオとか、現時点で気になってることとか。
（ちなみにgemaは初代ブラックマトリクスのSS版とPS版を半分くらいまでしかしてない）

システム

キャラクターをチェスの駒のように動かすシミュレーションRPGです。
私はあんまりやったことないのでわからないのですが、
「ファイナルファンタジータクティクス」とか「ファイヤーエムブレム」タイプかな。
最近だと「魔界戦記ディスガイア」「ファントムブレイブ」なんかもヒットしました。
ブラマトシリーズの特徴として、コマンド時間があります。
自分のバイオリズムによって好調と不調の時があり（本作は好調のみですが）、
好調の時には攻撃力があがったり、敵の攻撃をよけられたりします。
これが初代にくらべてかなり見やすくなった。
初代はバイオリズムにさらに３種類があって、
自軍や敵軍が使った魔法によって、バイオリズムが変化してたのです。
これが１つに統一され、今何時かというのも見やすくなりました。
というか、本作ではあんまりバイオリズムの比重が高くないというか。
もちろん好調時に攻撃すると付加価値があるんで戦略的には大切なんですが、
前は敵の好調時に攻撃受けると即死状態とかあったもんで…。
好調時と不調時の触れ幅が少なくなった感じです。
あと、２とZEROにもあったらしい「献血」*1もなくなりました。
その代わり「ペインリング」というシステムが導入されています。
詳しくは「ペインリング」の項にて。

ペインリング

ダブルオーから導入されたのがこの「ペインリング」システムです。
各キャラクターにそれぞれ３つまで装備でき、
基本的には魔法や攻撃補助、回復が使えるようになります。
またリングそのものを使用することもでき、
その場合は魔法や攻撃補助、回復よりも強かったりします。
リングには「独立型」と「依存型」が存在し、
「独立型」は、コマンドで「リング」を選択すれば単独で使用できるもの、
「依存型」は対応する「ペインキラー」を発動させていなければ使用できません。
「ペインキラー」とは独立型リングの中に存在する特殊なリングで、８種類あります。
これを発動させると、特定のコマンド時間、依存型のリングを使用できるようになります。
このペインリングについてはややこしいので、
開発元・フライトプランのサイト説明を参考にしてください。
（Black/Matrix＞ダブルオー＞BATTLE＞ペインリング）
というか…。
このシステムが結構特殊でややこしいんですが、多分説明書見てもわかりません。
実際私もよくわからなくて、そのため今まで放置してました。
知人に教えてもらってようやくリング使えるようになりましたが、
説明書だけだと不親切です。次回は改善していただきたい…。
（とか言いながら、基本的にここの説明書は不親切な気がしますが…）

ラーニング

ペインリングを装備してスキルを使うことで、ラーニングが行えます。
何度も何度もそのスキルを使うと熟練度があがり、
技をマスターするとリングを装備していなくても、その技が使えるようになるんです。
ちなみにリングを装備しないキャラが２人いるんですが、
こいつらは他のキャラの熟練度によって、ラーニングできるみたいです。
ここらへん、まだやりこんでないのでよくわかりませんが…。

世界観・設定

この世界には３種類の人間がいます。
白い羽を持った「天使」、黒い羽の「悪魔」、そして翼を持たない「ヒト」。
大昔に天使と悪魔が戦って天使が勝ち、
「プロデヴォン教団」が世界を支配するようになりました。
ヒトは天使に支配されながら生活しています。
（悪魔はよくわかんないですが、多分どっかで生活はしている）
プロデヴォン教団の教えに逆らったりすると「異端者」だとして処刑されます。
ちなみに教団には天使以外にヒトもいますが、エリートコースは天使だけの模様。

主人公のカインは小さな島にすむヒトの少年でした。
ある事件をきっかけに、幼い頃の記憶を失ってるそうです。
その後、灰色の羽を持つ天使ヨハネによって育てられました。
カインには幼馴染の少女・マティアという子がいたんですが、
この子が「インセスト」と呼ばれる特殊能力をもつ人物だとして、
教団に連れ去られることになります。
その少女を助けるためにカインは大陸へと渡るのでした。
…って、また「幼馴染連れ去られた！助けに行かなきゃ！」パターン*2か…食傷気味。
（初代もご主人様が連れ去られて、それをたすけに行く！
　という内容だったから、まぁシリーズらしいといえばシリーズらしいのかも）

シナリオ

シナリオがいいとか悪いとかそいうのはおいといて、長い。
最近のゲームって、どうしてこう文字数が多いんだろうか。
こういうタイプのSRPGはシナリオパートと戦闘パートで進んでいくので、
ある程度シナリオもボリュームないと、と思うのはいいんですが…。
とくにプレイ開始時のシナリオが長くて、いつセーブできるんだろう…と思いました。
途中から慣れたんで今は平気です。
ボーナスシナリオ（特定条件で発生）もあって、楽しい。
ただ、ボーナスなのに結構大切なシナリオもあってドキリ！ですよ。
今まででまだ３個くらいしか見れてません…。
現在６章に入ったところですが、まだまだ謎が解明されてません。
多分ヨハネは結構腹に一物抱えた人物だと思ってるんですが…。
そんでアベル（カインに良く似た黒羽キャラ）はカインの一体なんなの？みたいな（萌）
フルボイスなので、全部聞いてると相当時間がかかると思う。
あとシナリオ面でストレスがあんまりたまらないのは、
テイルズと違って、キャラがちゃんと他の人の話聞いてるからだと思います。
（こんなことばっかり書いてるけど、テイルズ好きなんですよ？）
ちゃんとみんなそれなりに考えて行動してる点に好感が持てます。

キャラクター（腐女子的に）

萌え。ショタっ子率高し。ショタ好きはやるべし。
主人公からして萌えキャラです。
もういろんな人に愛されまくり、庇護されまくり。
怪しいと思うのがカインの保護者役、ヨハネなんですが、
こいつ絶対カインのこと狙ってるよね…！　逃げて、カイン！
カインに執着するアベル（敵）とか、近所のお兄ちゃん系エクサルとか。
カインのまわりは美味しい攻めでいっぱいです。
まぁそんなカインといえば「マティア…」とかつぶやいてるわけですが…。*3
ほかにもショタ要素としてはメガネっ子のキロタ（しかしリリスという女の子に片想い）、
教団でもトップレベルにいるテリオス（しかし実年齢は…らしい）とか。
可愛い女の子も多いので、そっちの方面でも安心です。
私が好きなのは男キャラ→カイン、アベル、エクサル、ザイオン、テリオス
女キャラ→ルカ　とか。圧倒的に男キャラばっかりじゃないか。
おおお男キャラのほうが多いからしょうがないんです。
でもルカ姐さんは大好き。ザイオンとルカの組み合わせ大好き。萌え。
声もショタキャラは女性声優さんで、特にカインの声が可愛いです。萌え。
キャラデザの方は高野裕紀さんと言って、黒星センセの後輩だそうです。
なんか私はあんまり★絵には萌えないので、
これからも似た絵を見ても萌えるか萌えないかで判断できると思う。
平井の絵を見分ける*4ときに萌えるか萌えないかで判別するのと一緒です。

気になったこととか、いろいろ。

▼とりあえず説明書もっとわかりやすくすれ。
説明書で説明しきれないところは、戦闘中にヘルプ表示を出すなど、
なんかフォローしてほしかったです。
特にリングについては上記の通り面倒なシステムな上に、
シナリオを進めるとリングなしでは勝てないようなとこもある。
（もちろんレベル上げればゴリ押しで勝てますが）
ネットなんかで情報を集めれる人はともかく、
攻略本も買わない人だとワカンネ！って感じで投げちゃうのでは。
▼自由戦闘にもうちょっと意味を…。
サモンナイトだと召喚獣のため、
初代ブラマトだとレアアイテム収集のため、
たとえ経験値と獲得金額が微々たる物であっても、
延々と自由戦闘を行ったものです。
元がGBAソフトなんでサクサク進むのはわかるんですが、
自由戦闘にももうちょっと「ごほうび」をつけて欲しかった。
一応ラーニング目的とかはあるんですが…。
せめて獲得金額増やさせてください。
▼下手なCGよりはアニメーションのほうが…
OP（と、シナリオの極１部）がCGなんですけど……似てない……・・・・　・
こういうキャラものってのはCGよりアニメのほうがいいと思います。
アニメにしなくても１枚絵のカットイン、アウトでもいいから。
プロダクションI.Gに頼めなんて言わないですから。

さて、サモンナイト好きな人がはまれるかと言うと…どうですかねぇ。
私、サモンナイトも２をちょっとしかやってないんで…。
ただ、夜会話はないよ。
なんかED４つ？５つ？くらいあるらしいです。
強くてニューゲームとかできるんですかね…。
とかなんとかいいながら、コレが終わったらGBA版↓を買う予定…はまっている。