うそつきどもが夢のあと『ファブフィブ』

ファブフィブ 日本語版

ファブフィブ 日本語版

ゲーム感覚的には「ごきぶりポーカー」とよく似ている。0〜9の数字が書かれたカードを3枚引く。それを大きな数から並べて、次の人に数を伝えて回す。(「2」「7」「5」を引いたなら「752」となる)その時は本当の数字を言ってもいいし、嘘の数字を言ってもいい。受け取る側の行動は「ダウト」と宣言するか、そのカードを引き取り、次のプレイヤーに回すか。次のプレイヤーに回すときは、カードの交換が最大3枚まで可能。でも絶対に、前のプレイヤーよりも大きな数字で回さなくてはいけない。ここがこのゲームの肝ですね。たとえば「752」で回ってきたら、2を交換すればそれより大きな数(3〜9)が出る可能性が高い。けど「986」とかで回ってきちゃうと、非常に限定される。受け取るプレイヤーもそれを考慮して「ダウト」宣言するんですが、ここで本当に「988」とか出しちゃったりして、読み合いと運要素が絡み合ってとても楽しいゲームでした。
このゲームをプレイするのは2回目だったのですが、1回目(4人)に比べ人数が増えたこと(6人)、あとうそつきばかりだったことが要因か、1度目よりも格段に面白かったです。3プレイしましたがすべて同じ人が勝って、ファブフィブ王として崇めることにいたしました。最後のラウンドなんて無傷で勝利だもんな。ブラフもさることながら引きも完璧でした。またやりたい!