ICO

ICO PlayStation 2 the Best

ICO PlayStation 2 the Best

この前ICOを買ってきたので、ちょっとずつ進めてます。5回くらいプレイして、まだ1時間半くらいしかやってない。根詰めて一気に終わらせるタイプのゲームではないことは分かってるんですが、どうも私はこのカメラワークが苦手なようで。他のゲームではそんなに酔ったことないんですが、これは30分もやってると辛くなってやめてしまいます。セーブポイントも多いし、のんびりやれると思えばいいか。
やる前の雰囲気から「ベイグラントストーリー」に似てるな、と思ってたんですが、実際やってみてやっぱり似てると思いました。あっちはRPG要素が強く、基本的に敵との戦闘がメインになるので、ゲームとしては別物なんだけど、センスが似てるというか。例えばBGM流さずに効果音だけで話を進めるのも、カメラが主観に切り替えられるのも(ICOは主観じゃないけど)共通してます。そういえば石造りの建物っていうのも、パズル要素があるのも似てらっしゃる。
プレイヤーキャラのイコは、女の子(ヨルダ)の手を取って走る。ヨルダ、可愛いけどちゃんと走れ! と思ったのは私だけでしょうか。ヨルダ、お前を守ってるんだからそんなに離れるんじゃない、こっち来い!(可愛いけど!) ちなみにデフォルトだと、「手つなぎ」はR1ボタン押しっぱなし。私は面倒なので設定変えてR1押すたびに手つなぎ、手離し切り替えにしてますが。これをデフォルトにしたのは多分、「今手をつないでる」という疑似体験をしてもらうためだったのかな。
やる前はただ、女の子と手をつないで城から抜け出す話なのかなと思ってたんですが、戦闘要素もありました。なんか影みたいなのがいきなり現われてヨルダを連れて行こうとするので、イコは木の棒でそいつらを追い払う。影が出るのが決まってるポイントもあるけど、友達の話によるとヨルダを一人にしすぎても影が現われてヨルダを連れて行ってしまうらしい。ヨルダはいけないところも多いからイコが単独行動することもあるのに〜。
あと、前までやってたゲームがワイルドアームズだったこともあって、同じアイテムを違う使い方してしまいます。WA4では燭台に火を灯すのにツボを使ったことがあったからてっきりそれかな、と思ったら何てことない、木の棒のに火をつければよかった…。友達はそれを見てゲラゲラ笑っていたよ。その火を移すのも木の棒振って、折角つけた火を消したりしてたから…(WAでは魔法の杖に光を灯して、それを振ることで光をつけられる) あと、あんまり高いところから落ちると死んじゃうんですね…。何回も同じところで落ちて、ベシッという嫌な効果音と共に「ゲームオーバー」。うう、欝だ。
棒を振り回すこと、走ること、手をつなぐこと、その全てに触感がある感じがします。前述の手つなぎの件もそうなんですが、なんかこう私本人はボタン押してるだけだけど、大変というか。全てに「重さ」が感じられるつくりですね。だから長くやれないのか…。結構頭を使うから大変だけど、そういう時はいったんリセットして、また別の日にやったりするとすんなり出来そうな感じです。
イコとかヨルダが喋ってるのは創造語なんですが、時々イコが日本語喋る。「ダイジョブ?」 なんか日本語カタコトの外人さんみたいで可愛い。イコがヨルダを呼ぶときの掛け声はなんていってるんでしょうかね?