ワイルドアームズ the 4th Detonator

プレイ時間：33時間　レベル：45
クリアしました。今回はネタバレ全開の感想を書くので、ネタバレが嫌な人は回避してください。

ラストダンジョンの半分くらいでクルースニクが駆けつけて、かなり燃える展開でした。クルースニクは以前にも1度パーティーインして一緒に戦ったことがあるんですが、その時もにやにやしながらクルースニクのケツを拝んだりしてたものです。今回はジュードとクルースニクの二人でダンジョン探査。多分「こいつ…俺の大切な妹に手なんて出してないだろうな……！」とか、年端もいかないジュードにシスコン魂燃やしてるんだよ！　とか思ったら激しく萌えませんか。パーティは2人だけど、クルースニクとジュードのコンビネーションアーツ使えば楽々１発で倒せる。ので、クルースニクに「ドッグチェーン」のバッジつけるよろし。クルースニクに首輪…！　と想像すると萌えませんか。余談ですが今の私のデスクトップは特典のクルースニク壁紙…。
でも…嫌な予感がしたんです。嫌な予感がしたんだよぉおおおぉおおぉおおおぉおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!　…………かなりへこんで、もうプレイできないと正直思いました。私は一体何のために戦ってきたんだろう…そこまで思いました。いや、私にはアルノーという可愛い奴がいる。でも、クルースニク……あ、やばい！　と思った瞬間に助かって、「あ〜もうハラハラさせすぎだよ〜」とか思ってたらやっぱしウヴォアアア……。もうこの時点でぽかーんとしてしまって、あきれるとかそういうことじゃなくて、なんかぽっかり大切なものを失ったような…スタッフの企みは見事に作用してます。
しかしこの作品、人が死にすぎです。確かに誰も傷つかずにいられるっていうのは夢物語かもしれないけど、ゲームだし。もうちょっとハッピーエンドに持っていけそうな…ね！　いや、クルースニクさえ無事ならここまでへこみはしなかったんですが…。でもクルースニクのアレは最後の展開を考えると必要なことだったような気もする…もう本当かっこよくって、おねいさん泣いちゃったよ。もともと涙腺はゆるいほうなんですが、ラムダ並に滂沱。最初っから死臭がしてたくせにしぶとく最後までいたから「お、大丈夫かな」と思ったら結局…なんかガンダムSEEDの鷹の人みたい！　と今とっさに思ったりして自分を慰めてます。EDも切なかったけど、これが現実ってやつなんでしょうか。またちょっと、泣いた。
それにしてもジュードとユウリィは全然進展しませんでしたね。作中でずっと「僕はユウリィを守るんだ！」って言ってたけど、それも別に恋愛感情があるというわけでもなさそうだったし…。それよりもアルノーとラクウェルの公式カププッシュぶりにびっくりしました。いいよ、どっちも好きだから…お似合いのカップルだとも思いますよ。（あ、もしかしてだから私はクルースニクに傾倒していったんだろうか…）でもそのクルースニクだってあの病院の女先生に食われてるよね？　（でもクルースニクは純潔だよと信じたい派）
シナリオ、というかセリフがかっこよかったです。特に大人たちの。狂った人が多かったけどね。あんなに狂うこともないんじゃないか？　と思うのは私が戦争を体験してないからでしょうか。作り手も戦争を体験してないことには変わりないんだけど、少なくとも私たちとジュードたちの立場は一緒ってことだろうか。とにかく、「早く前に進まなきゃ、よくわからなくても進まなきゃ！」と思わせる内容でした。実際駄目ゲマな私にしてはかなりハイペースで遊びました。ざっくりと、メインだけだけど。
熱くて、大味だったけど面白かった。ボス弱くて雑魚キャラ強すぎだけど面白かった。お金稼げなかったけど面白かった。金子節だった。…けど、今すぐには続き、というかやりこみ要素をプレイする気にはなれません。もう少し心を落ち着けてやりたい。そんで攻略本が出たらゆっくりまったりプレイしたいと思います。ボス戦前からプレイになるらしいので、まだクルースニクも生きてると信じたい…あ、ボス線直前じゃ駄目だっ。もっと前のセーブデータがあるからそれ使ってプレイしようかなぁ…。
書き忘れてたんで最後になりましたが、最後の最後までジュードとえーと…（名前忘れた…）が親子だってこと、一言も口にしなかったのはかなりグッときました。ジュードが最後で言っちゃうかと思ってたのに。二人はちゃんとお互いのこと分かり合ってたんだと思うけど。そこもうるうるしてました。泣きすぎですね、やっぱり。
今回はクリア直前の取り乱した気持ちを書き連ねて見ましたが、次はシステム面でのこととか、今から見る予約特典のこととか書きたいと思います。壁紙…別のにしようかな…クルースニクと青空……だもの。