最近やったゲーム

ライツ

ライツ

ライツ

小さなパッケージにオシャレなコンポートネントといえばオインクゲームス。今回は「権利」をかけて勝負します。5〜10の数字の可愛いカードがそれぞれ数字の枚数だけあり、最終的に同じ数字のカードを一番多く所持していた人が、他の所持者より著作権料(という名のコイン)をもらえます。この「他の所持者」っていうのが面白いところで、逆に言えば、自分以外がそのカードを持っていなければ、せっかく集めても得点にはなりません。あと、誰かの場のカードが10枚になったところでゲーム終了なのですが、そのとき場に出していない手札のカードも集計に含まれます。つまり、「このカードは自分が一番多く所持してるんだ!」と思っていても、蓋を開けてみると逆転されてた…!ということも。同じメンバーで2回プレイしましたが、出し方にそれぞれ個性がにじみ出てよい感じでした。私は意地が悪いので「あいつ、絶対自分が一番だと思ってる(ニヤニヤ」と内心思いながら、逆転用のカードを保持していたりしました。

デイヴィ・ジョーンズ・ポーカー

3人用ゲーム。大変シンプルで、カードは0〜3までの4枚しかない。最初に配られたカードを右隣の人(最後の手番の人は残されたカード)と交換するかステイするか決めて、3人まで決め終わったら数字勝負という超単純ルール。もちろん数の多いほうが勝ちなのだけど、0と3が同時に場に出た場合は、数の強さが逆転する。点数制でサドンデス対決も出来る。ゲームとしての楽しさの深さはそんなになさそうなんですけど(2さえキープしておけばそうそう負けることがない)、カードのつくりがとても良くて、プラスチック製?なんです。デザインも黒地に金と大変豪華。海賊をモチーフにした作品どおり、飲み屋でちょっと遊ぶにはとても良さそう。カードケースに入れて、さっと出せるサイズだし。

ルーム25

ルーム25(新版) 多言語版

ルーム25(新版) 多言語版

脱出側と阻止側に分かれて遊ぶ協力型?ゲーム。最初にカードを引いて、自分がどちらの陣営を確認します。そして25枚に並べられたパネル(それぞれが部屋になっている)の中心・セントラルルームから、脱出部屋を見つけて進んでいくゲームです。私は初プレイで阻止側となってしまいました。今回は5人プレイで、阻止側は1人もしくは2人。もう一人阻止側がいないかな…と期待しましたが、残念ながら私だけでした。セントラルルーム以外の部屋は伏せられていて、隣の部屋が何かを確認するためには「確認する」行動をとるか、もしくは移動しなければいけません。誰かが移動した部屋はパネルが表向きとなり、どんな効果の部屋かわかるのですが「確認する」のときは、自分以外のプレイヤーには「安全」「障害」「危険」でしか伝えられません。障害は手番が1回減るとか、そういう制約がある部屋ですが、危険は本当にヤバイところは即死部屋とかあります。面白いな、と思ったのが、各ターンの頭に、2回分の行動を決めなければいけないところ。「隣の部屋を確認する」「隣の部屋に移動」「同じ部屋のプレイヤーを隣接するほかの部屋に押し出す」「自分のいる部屋を中心に、パネルを1マス縦・もしくは横に動かす」といった行動があるのですが、それぞれ同じターンでは1度ずつしか使えません。プレイ順によっては、自分の行動が無駄になることもあります。他のプレイヤーがどういう動きをとるのか、予想しながら進めるのが楽しいです。今回は早々に、阻止側ということをバラしてしまいましたが、もっとうまく最後に裏切ってみたいです。

ナンジャモンジャ

12種類の謎の生物が書かれたカードがあり、初めてその生物のカードをめくった人は「名前」をつけてあげます。そして次にそのカードが現れたときは「名前」を呼んであげなくてはいけません。一番早く名前を呼べた人の得点となり、それを山札が尽きるまで続けていきます。謎生物の見た目や色から「うんうんそんな感じ」という名前をつける人あれば「いったいどうしてそんな単語をチョイスしたんや…!」という人もいて楽しいです。さらに2周目が地獄。「ああっこいつさっきフランソワーズだったからそのイメージが強すぎるよ!」みたいな混乱が起こります。じっくり考えれば思い出せるんですけど、早く言わなきゃというプレッシャーが…。けっこう騒がしくなってしまうゲームなので、うるさくしても怒られない場所か、日中にどうぞ。