あんスタとかいう乙女ゲームの皮をかぶった謎ゲーム


あんスタは主人公の性別が女の子で、男だらけのアイドル学園に転入するという設定から、すっかり乙女ゲーだと思っていたんですが、最近悟りました。これ、アイドル育成ゲームであって、乙女ゲーじゃなかった。主人公(プレイヤー)は、試験的に「プロデューサー」としてたった一人学園に編入されるのですが、乙女ゲーにありがちなハーレム展開からはちょっと(かなり?)遠いな…ってことを実感するこのごろです。もちろん唯一の女子生徒ということで、多少女の子扱いしてもらえたり、一部のナンパ系キャラからは声かけてもらえてますが、あんまり甘い展開とかない…。プロデューサーとしては、最初は怪しまれてましたが、だんだん認められてきたかなという感じです。(メインシナリオをまだ開放しきってないのであまり正確な感想ではないかもしれませんが)
それより、あんスタのキャラは一癖も二癖もあるきゃらが多すぎですよ! 「ツンデレ」のキャラもツン具合が他のゲームと違ってかなりとんがってる感じでやばいです。↑の瀬名くん(右)とか、当初は「おっツンデレキャラか?数々のゲームをプレイしてきた私にこんな選択肢恐るるに足らず!」と自信満々で答えた選択肢でご機嫌を損ねたり。途中でいきなり「ゆうくんゆうくん」言い出すので何かと思えば、一学年下のキャラクターに以前からご執心であるということを教えてくれたり(聞いてないのに……)。パートボイスなのにちゃんと「ゆうくん…」って囁くデータは実装されていたり。もちろん瀬名くん以外にも変なキャラがいっぱいです。前にも書いたかもしれませんが、それぞれのキャラクターが1つの記号を付与されているわけではなく、いろいろな方向から描かれていて、それが妙な心地よさとなって、そこにはまる私がいるわけです。完全腐女子向けにするより、乙女と腐女子、それぞれ楽しめる枠組みのゆるさのあるほうがコンテンツとしては盛り上がるので、そのラインを狙っているのかなぁとも思うのですが。とりあえず私はそんな運営に見事乗せられ、今日も課金欲と戦うのでした。