やめられないとまらない塊魂。

塊魂やってます。

塊魂 PlayStation 2 the Best

塊魂 PlayStation 2 the Best

もともとナムコ信者なんで塊魂もずっと欲しかったんですが、
先日ゲーム屋のポイントが3000円ぶんくらい溜まってたので買ってきました。
面白そうだとは思ってましたが、正直すぐ飽きそうだとも思ってました。
でもプレイしてみて不安解消。ハマっちゃった。
初めの日は3時間くらいぶっつづけでやって、
アナログスティックに触りすぎて親指が痛くなった。
音楽も評判どおりいい感じですな〜。
私は特に、ラップっぽい曲が好きです。ノリがいいのだ。
各ステージも適度な難易度で、これくらいなら子供でもできそうです。
ただ私は「星をつくる 7」で手間取ってしまって、
結局攻略サイトの助言を得ながら、4回目くらいでクリア。
これ以外は全部1回でクリアできました。
結構「塊魂」って普通の友達にも知名度があるらしくて、
「あれって塊をつくるゲームなんやろ?」
と聞かれます。お、すげぇ、知名度あるよ、塊魂!とか思ってたら
「で? それでどうするの?」
と聞かれるのが定石。
どうやらシンプルなゲーム性は伝わってるようですが、
内容があんまりにもシンプルなのでちょっとマイナスに働いてるか?
まぁ私もその口なのであんまり人のこと言えないんですが…。
塊魂。その面白さは不快感から発生する快感なのかもしれないなぁ。
最初はプレイヤーをあざ笑うかのように存在するたくさんの「モノ」。
最初っから大きなモノを巻きこめるわけではないので、
巻き込めないモノはただの障害物なわけです。
時にはその邪魔なモノとモノにはさまれて動けなかったり…。
そんなやつらをもりっとくっつけたときの快感…!
一人でプレイしながらうひうひ笑ってしまいました。
特に生物系は嬉しいですね〜ゾウとか。タコとか。
ああ、制限時間なんて無視してこのままずっとかためていたい…。
と思ってたら、裏面(みたいなもの?)でエターナルモードとかいうのがあるらしい。
続編の開発も進んでいる塊魂ですが、多分続編も買うんだと思います。
もっといろんなものを巻き込みたい…!
そういえば「真・三国無双」系のゲームが流行った理由に、
人間の本能的欲求を満たしてるからだと、昔のゲーム批評に書いてあった気がするんですが、
それならばこの塊魂も「破壊欲」「征服欲」なんていう、
なんかどろどろした暗い欲求をポップな見かけで包んだものなのかも。
とにかく限られた中で、やりたい放題できる。それが面白い! ゲームなのでした。

あと、王様のキャラ設定もいいですよね〜。
むかつくんだけど憎めない。畜生。
どっかで「ロード画面を見たいと思ったゲームは初めてだ」みたいなことが書いてあったんですが
(どこだったかな、どっかの感想で)
まったくその通りです。あのセンスはどこから出てくるんでしょうね、王様。